ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「春画先生」

2024年06月02日 | 日本映画
昨年10月公開の日本映画の紹介です

監督は、塩田明彦。
珍しい“春画”が題材の一つの、官能コメディ映画です。
主演・出演は、内野聖陽、北香那、柄本佑、白川和子、安達祐実。



(あらすじ)
カフェで働く春野弓子は、地震で揺れる中トレイを持ったまま立ち尽くします。
すると、横に座る客の開いた書物が見え、浮世絵の性描写に目を奪われます。
直後、本を開いていた芳賀一郎に名刺を渡され、興味があるなら来るよう言われました。
カフェの同僚は、「変わり者の“春画先生(しゅんがせんせい)”」と、弓子に教えます。
翌日、勇気を出して日本家屋のような一軒家を訪問した弓子は、
芳賀にさまざまな風俗画を見せられたあと感想を聞かれます。
月謝がいらないという芳賀に反対した弓子は、家政婦としても働くことになるのです。
そして、美しい、他界している芳賀の妻・伊都に嫉妬するほど弓子は芳賀に恋心を抱いていくのです。
ある時芳賀の編集者で弟子でもあるという若い男性・辻村が芳賀の家に現れ、
承諾を得ていると言い弓子をあちこちに連れて歩きます。
態度がでかく、いけ好かない辻村ですが、
翌朝目を覚ました弓子は辻村の家のベッドの上だったのです・・・

*************************************************
あまり目にしたことがない“春画”に、実は驚きました。
更に、あまりに美しく若い安達祐実にも驚き、
有らぬところに行ってしまう展開にも驚くばかりです。

濡れ場にもチャレンジしている弓子役は、北香那(きた かな)。
あまり知りませんでしたが、ドラマ・映画など結構出演があるようです。
映画は他に、「罪の余白」(2015)、「バイプレイヤーズ ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~」(2021)などの出演があります。
「湖の女たち」が公開中のようです。

≪ “春画”とは ≫

特に江戸時代に流行した性風俗(特に異性間・同性間の性交場面)を描いた絵画。
浮世絵の一種でもあり、笑い絵や枕絵、秘画、ワ印とも呼ばれる。




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
いやいや、安達祐実の美しさにびっくりですよ
“春画”もまっつぁお!!

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


アマゾン検索ツールに飛びます
お気軽にご利用くださいね

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「神が描くは曲線で」

2024年06月01日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
2022年・配信の映画の紹介です

監督は、オリオル・パウロ。
スペイン製作の、サスペンス映画です。
主演・出演は、バルバラ・レニー、エドゥアルド・フェルナンデス、ロレート・モーレオン、
ハビエル・ベルトラン。


(あらすじ)
車を降りたアリス・グールドは男性から「勇気に感謝する」と言われ、一人で精神病院に入ります。
担当医ドナディオの手紙などを確認後、入院の手続きをしたアリスは副院長・モンセに館内を案内してもらいます。
今は不在の院長が就任後、鉄格子が取り払われたり森があったり館内は開放的でした。
私物の中で、本一冊だけ許可されたアリスは、部屋に入ると本を広げ資料を取り出します。
この病院で亡くなったダミアン・デルオルモの事件の記事で、実は探偵であるアリスは調査を依頼されていたのです。
----------------------------------------------
ある時病院で火事が起こり、外に出た患者は雨の中大混乱となります。
すると、一人の患者がガラスで数か所切られ死んでいるのが発見されます。
院長は患者それぞれに聞き込みをはじめ、イグナシオが怪しいと感じるのです。
----------------------------------------------
アリスは患者たちにダミアンの写真を見せ、知っているか聞き始めます。
すると、一見普通そうに見えるイグナシオがいろいろ教えてくれました。
捜査を進めるうち、怪しいと思えたイグナシオは、アリスの目の前である発作を起こすのです・・・

*************************************************
タイトルに惹かれ、随分前からチェックしていた映画です。
2時間半ほどの長丁場ですが、二転三転し、とても面白かったです。

原題は『Los renglones torcidos de Dios』。
スペイン語わかりませんが、意味は、
「Dios(神)が書くことを学んだ時の曲がった行と同じような患者たち」
というようなことらしいです。

アリス役は、とても美しいバルバラ・レニー。
スペインの女優さんです。
「マジカル・ガール」(2016)で、ゴヤ賞主演女優賞を受賞しています。
他映画は、「ザ・トランスポーター」(2014・劇場未公開)、「私が、生きる肌」(2012)などの出演があります。



ランキングサイトから、毎日たくさんのご訪問を頂いております
皆さまの応援のおかげでおりますよ
本当にありがとうございます
日々、ふくも応援を心がけてポチポチさせて頂いております!!

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


アマゾン検索ツールに飛びます
お気軽にご利用くださいね

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ブラック・ドッグ」

2024年05月31日 | アクション映画
1999年公開の映画の紹介です

監督は、ケヴィン・フックス。
豪快な、大型トレーラーのカー・アクション映画です。
主演・出演は、パトリック・スウェイジ、ブレンダ・ストロング、ランディ・トラヴィス。


(あらすじ)
工場に勤めるジャックは、ある日上司から呼ばれトラックの運転の仕事を打診されます。
アトランタから内密の積み荷を運んでくる、怪しい仕事でした。
ジャックはもともと大型トレーラーの運転手でしたが、
事故をおこし仮釈放の身の為断ります。
ところが、自宅で家が差し押さえされそうなことを知り、
運転の仕事を引き受けることにするのです。
アトランタに着いたジャックは、更に3人が積み荷を護衛すると言われます。
アールがジャックの横に、ソニーとウェズが乗用車で後ろから出発しましたが、
果たしてレッドの手下という男たちの執拗な邪魔に遭うのです。
何とか回避するジャックの運転ですが、いつのまにか大型トレーラーに囲まれていたのです・・・

***********************************************
なかなか迫力がすさまじく、見ごたえがありました。
トラックには乗りたくはないですけど。

肝心のタイトルの黒い犬は、あちこちにちゃんと出てきます。

ジャックが乗る車両は、“1995年式ピータービルト・379”のようです。

アール役は、ランディ・トラヴィス。
カントリー・ミュージック歌手、作曲家、俳優の肩書です。
なるほど、助手席で歌ってました!!
「沈黙の断崖」(1997)、「レインメーカー」(1997)、「バウンティ・キッド」(1999・劇場未公開)などの出演があります。




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
アマプラを契約していると、おすすめされる作品が並びます
チェック漏れの映画が結構ありまして、有難いところです

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


アマゾン検索ツールに飛びます
お気軽にご利用くださいね

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ターゲット」

2024年05月31日 | コメディ映画
2010年製作・劇場未公開映画の紹介です

監督は、ジョナサン・リン。
フランス映画『めぐり逢ったが運のつき』のリメイク、アクション・コメディ映画です。
主演・出演は、ビル・ナイ、エミリー・ブラント、ルパート・グリント。


(あらすじ)
54歳独身の敏腕の殺し屋、ビクター・メイナードは無駄なく仕事を終えるとロッカーから現金を受け取ります。
その後立ち寄った老人ホームのビクターの母親は、
「殺し屋の家系が途絶えるのは困る、結婚しなさい!」と催促するのです。
一方、スリや詐欺に長けているローズは、美術館に入り込み、
レンブラントの贋作を受け取ります。
その後上手く高額で取引を成功させた後、購入者・ギャングのボス、ファーガソンは気付き悔しがるのです。
依頼を受けたビクターはローズを尾行し殺すタイミングを計りますが、
ことごとく外され失敗します。
しかも、駐車場で他の殺し屋に狙われたローズをその場に居合わせた若者・トニーと救い、
ローズから護衛を頼まれてしまったのです。
ファーガソンは執拗に追って来て、ビクターは隠れるためローズとトニーにある場所を提案するのです・・・

***********************************************
ビクター役のビル・ナイは、どう見ても54歳に見えないなぁと思いまいしたら、
やっぱり還暦頃でした。
若干恋愛系に進むんですが、ビル・ナイの恋愛ものも初めてです。
先日「生きる LIVING」(2022)をご紹介したばかりです。

トニー役は、ルパート・グリント。
最近観る機会が幾つかありますが、今年35歳にもかかわらず“ロン”(ハリポタ)のイメージのまんまです(失礼)。

オリジナル作品です。
「めぐり逢ったが運のつき」(1994)
監督:ピエール・サルヴァドーリ
出演:ジャン・ロシュフォール、マリー・トランティニャン




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
“X”の紹介記事でこの映画知りました
配信は全容が見えないので探しきれず困ってます

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


アマゾン検索ツールに飛びます
お気軽にご利用くださいね

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「デッドマン・ウォーキング」

2024年05月30日 | 実話をもとにした映画
1996年公開の映画の紹介です

監督は、ティム・ロビンス。
実在の死刑廃止論者の修道女が主人公の、ヒューマン・ドラマ映画です。
主演・出演は、スーザン・サランドン、ショーン・ペン、ロバート・プロスキー。


(あらすじ)
黒人居住地区教会のシスターで死刑廃止論者でもあるヘレンは、ある日死刑囚から手紙をもらいます。
若いカップルを背後から襲い、何度もナイフで刺した罪状のマシューからの手紙でヘレンは面会します。
マシューはヘレンに、自分は無実で、特赦審問会か上訴審の申請書を出して欲しいと言います。
事件に目を通すと、犯人は2人組でもう一人は有能な弁護士が付いて無期懲役と知ります。
ヘレンは弁護士を探し、特赦審問会出席の為マシューの家族に会いに行きます。
母親も数人の弟たちも、兄が凶悪犯の為大変つらい目に会っていました。
更にヘレンは、特赦審問会の判定が出る間被害者の家族と話す機会を設けます。
辛い状態にヘレンも涙を流しますが、
被害者家族から非難されるのです。
「何故凶悪犯の味方をするのか」

***************************************
とても心に残る映画ですが、
やはり加害者には同情できませぬ。

原作は修道女ヘレン・プレジャンのノン・フィクション作品、
『デッドマン・ウォーキング』です。

“デッドマン・ウォーキング”とは、死刑囚が死刑台に向かう際、看守が呼ぶ言葉のようです。

アカデミー賞では、「主演女優賞を受賞/スーザン・サランドン」を受賞、
「監督賞」「主演男優賞/ショーン・ペン」のノミネートがあります。
ショーン・ペンは「ベルリン国際映画祭/男優賞」を受賞しています。




ランキングサイトから、毎日たくさんのご訪問を頂いております
皆さまの応援のおかげでおりますよ
本当にありがとうございます
日々、ふくも応援を心がけてポチポチさせて頂いております!!

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


アマゾン検索ツールに飛びます
お気軽にご利用くださいね

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

にほんブログ村ランキング

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村

人気ブログランキング


映画レビューランキング